1969-05-07 第61回国会 参議院 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第2号
わが国でも昭和五年以降戦時まで、出貨誘致という名目で賃率の割引きが行なわれてきました。また今次大戦後には、たとえばイギリスにおいては原則として貨物の積載効率主義に基づいて最高賃率を公定するだけとして、その額の範囲内で鉄道が自由に運賃を割り引きし得るようにするという、いわゆる自由賃率主義を採用したことさえあります。
わが国でも昭和五年以降戦時まで、出貨誘致という名目で賃率の割引きが行なわれてきました。また今次大戦後には、たとえばイギリスにおいては原則として貨物の積載効率主義に基づいて最高賃率を公定するだけとして、その額の範囲内で鉄道が自由に運賃を割り引きし得るようにするという、いわゆる自由賃率主義を採用したことさえあります。
まず、大分、鹿児島両鉄道管理局管内における運輸概況について総括的に申しますと、旅客はやや好調であるが、貨物は農水産物の生産及び資源の関係から出貨渋滞等が反映して横ばいを示し、したがって営業係数は、大分鉄道管理局では一一一となり、鹿児島鉄道管理局では一四六となっており、本年度はさらにこれより悪化する傾向にあるとのことであります。
従いまして、鉄道に出貨されます約七千ばかりの品目がございますが、この七千ほどの品目を一応二千数百に圧縮いたしまして、その二千数百につきましておのおのある一定の時期をきめまして、その一定の時期の価格を決定するわけでございます。
調査会の中には部外の学識経験者はもとより、最近の等級専門委員会の中には鉄道に出貨される大荷主の代表者はほとんど全部含まれておりまして、種々論議がされているわけであります。鉄道運賃全般の問題、ことに、世界的に言われます日本の国鉄は旅客運賃でもうけて貨物運賃で損しているのだという議論もございますれば、また旅客運賃の中でも定期の問題等もございまして、いろいろ各般全般的にわたる問題があります。
わが国の中小企業の全産業の中に占める地位は事業所において九九・九%、従業員数において八三・九%、またその出貨数において五六%でありまして、その重要性は数字の示す通りであります。 今日の中小企業の悩みは過度の競争、金融難、税金高、原料高の製品安、施設の不備、技術の後進性、外貨導入の圧迫、アメリカの輸入制限、中共貿易の中絶など数え切れないほどあります。
わが国の中小企業の全産業の中に占むる地位は事業所に於いて九九・九%、従業員数において八三・九%、出貨数において五六%でありましてその重要性は数字の示す通りであります。 今日の中小企業の悩みは過度の競争、金融難、税金高、原料高の製品安、施設の不備、技術の後進性、外貨導入の圧迫、アメリカの輸入制限、中共貿易の中絶など数え切れないほどであります。
わが国の中小企業の全産業の中に占むる事業割合と申しますか、その地位というものは大体九九・九%、従業員の数が八三・九%、出貨数においては五六%でありまして、きわめて重要な数字を示しているのであります。
次に、通運関係について申し上げますと、通運事業につきましても戦後経済の復興、発展に伴いまして、取扱い数量は逐年増加しておりまして、三十一年度におきましては二億トンを若干上回った数字が出ておりますが、昨年度につきましては景気の後退を反映いたしまして、出貨はやや軟調になっております。
昭和三十三年度の鉄道収入の見通しはきわめて悪く、五箇年計画予定工事の遂行にも支障をきたすおそれもありますので、七月以降は、出貨責任付割引に切り替える等本割引について再検討を加えたいと存じますので御了承のうえ特段の御協力をお願いします。」
その後当時におきましては輸送の情勢、特に貨物の情勢におきましては、やや停頓の気味でございましたが、だだん出貨が旺盛になりまして十、十一、十二月、今月とずつとやはり相当な在貨を控えて、輸送力のむしろ不足に悩むというような有様であります。旅客につきましても、又比較的好調を続けております。今後も相当の増加が予想され、年度末までには相当な、予算よりも増加するのではないかと考えております。
貨車まわりが悪いという言葉は少し当らないかもしれませんが、通俗的にはそういうことでございますが、出貨が非常に旺盛でございまして、現在駅頭に出ております滞貨が、国鉄全体で約百七十万トンございます。大体一日に通常四十二万トン程度送つておりますが、これに対しまして百七十万トン程度を下らない状況でございまして、地域的にいろいろのアンバランスはございますが、全体としまして非常に多い滞貨を擁しておる。
また復旧資材につきましては、これは現在統制品でもございませんので、昔のように政府割当というようなことはございませんが、出貨を確保し優先輸送をするというふうにしまして、運輸省その他に協力を申し入れております。それから労務首住宅の復旧のため、あるいは労務者用の加配米等につきましても、それぞれ関系方面に手配をいたしておるのでございます。
石炭はただいまのところ九州炭は平時の三分の一くらいしか出貨いたしておりません。幸いにして苅田港が無事でありましたから、苅田港から積み出されるものが非常に多いようであります。出貨の情勢から申しますと、九州方面からこちらへ来るものについては大した問題はないと思います。
これは歳末でありますので、毎年非常に出貨が強調のときでありますが、それが一月に入りましてから、一月の一日くらいまでは生産活動が非常に弱まりますので、従つて鉄道の輸送も非常に弱くなるというような関係もございまして、一月は一日平均三十二万トンちよつとである。それが二月になりますと三十七万トン、三月がやはり三十七万トンちよつと、四月に入りまして三十八万トンの線を越えておるのであります。
国鉄といたしましては小口扱貨物は非常に扱いが複雑でございますので、車扱でまとまる荷物が小口扱貨物に出貨されるということは非常に困る問題でありまして(二)によりまして国鉄の営業上の見地からも、その軽量貨物に対します運賃上の均衡を図る必要があるのであります。これがいわゆる軽量減トンの問題であります。
北海道におきましては昨年秋以来、経済界の活況に従い、石炭、コークス、セメント、金属、紙等の輸送需要が急激に増大いたしまして、今年度第一・四半期には昨年同期の輸送実績より一五%増の、出貨予想六百三十九万トンをはるかに上まわり、七百八十万トンに至りまして、一方これに対し輸送量は全能力を出し尽しましてやつと六百三十一万トン、輸送需要に対し八二%であり、従いまして在貨も期首四十万トンより期末には四十八万トン
次に当管内の出貨状態並びに滞貨状態でありますが、総体的に見て出貨はやや順調で、滞貨も横這い状態であります。前年度に比較しますと、約一九〇%に当つており、これは全国的に輸送量が増加しておる現状からは当然でありますが、全国増加率約三〇〇%に比較いたしますと、少いように思われました。
従つて、この計画が予定通り実行せられたといたしましても、最大輸送能力は一億四千万トンを出でないと推定せられるのでありまして、出貨との開きは七百万トン以上になり、今後さらに一層深刻な貨車不足の事態が現出するであろうことは予想にかたくないのであります。
これらの事情を拔きにしまして見ますときは、運賃値上げによると出貨減は予想し得るのでありまして、これは輸送キロの減に現われて来ると思います。同じ鹿児島監理局内における本土向の坑木以外の木材が昨年は七月まで九千七百八十九トンでありましたものが、本年は六千五百トンに減つておりますのもこの辺の事情を伝えるものと考えます。
○足羽説明員 それは鉄道の在貨と申しまして、つまり駅頭に出貨したものを申しますので、港頭にあるとか、世間一般にある滯貨とは違うのであります。鉄道で預かつておりますつまり駅頭在貨を普通そう申します。
又一方貨物も当初國家予算では、一億四千万トン輸送ということを前提にいたしまして、予算を編成して御承認を仰いだわけでありますが、これ亦出貨が低調でありまして、貨物收入は年間全体で予算に計上した額よりも約四%程下廻るんじやないか、かような予想でございます。